スポーツクライミングの世界選手権決勝が、８月２１日に東京都八王子市エスフォルタアリーナで行われました。宇都宮市出身の楢崎智亜選手（TEAM au）が本種目にて日本人選手初の金メダルを獲得し、２０２０年の東京オリンピック代表を決めました。栃木県勢の東京オリンピック代表決定は初めてであり、県勢オリンピック代表第１号となりました。
　東京オリンピックで実施される複合種目は、登る速さを競う「スピード」、回数を競う「ボルダリング」、高さを競う「リード」の順に３種目に臨み、各種目の順位を掛け算したポイントの少ない選手が上位となります。
　楢崎智亜選手の弟、楢崎明智選手は、今大会は５位となり、残る代表枠の獲得が期待されます。